就寝前の一杯は睡眠時無呼吸症候群の危険も!不眠症とアルコールの関係

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

眠れないならアルコール!

いや、ちょっと待って下さい。

その飲酒が不眠症を悪化させているとしたらどうしますか?

アルコールが招く睡眠障害

アルコールの力を借りると寝られるという方は多いではないかと思います。ですが、アルコールの摂取は、メリットもあればデメリットもあります。

まず、アルコールを摂取すると脳の覚醒中枢の働きが鈍りますので、理屈だけで考えるのであればスムーズに眠ることができそうですよね?

ところが、実際にはアルコールの摂取はスムーズな入眠を妨げてしまう可能性が高いと考えられているんです。

それは、アルコールを摂取して取りあえず寝ることが出来たとしても、アルコールによる眠気は一時的に脳の覚醒中枢が麻痺しているだけの状態であるため、中途覚醒が起こりやすくなるからです。

そして、中途覚醒を繰り返すうちに、睡眠障害に陥ってしまうこともあり、さらに、睡眠時無呼吸症候群に陥る危険性も出てきます。

アルコールを摂取すると楽しい気分になるなどのメリットがありますが、眠れないことを理由に摂取し続けると、睡眠障害になってしまう可能性があるということも覚えておきましょう。

【関連記事】不眠症を解消しやすくなる飲み物5つと妨げる飲み物

夜アルコールを摂取する時の注意点

少量のアルコールの摂取は、代謝機能を活性化させるなどのメリットがありますが、特にストレスを抱えている状態で大量のアルコールを摂取してしまうと、中途覚醒などの状態が起こりやすく、これが新たなストレスを生み出す原因となることもあります。

アルコールを摂取するのであれば、遅くとも就寝の1時間前には切り上げ、できる限り自然に入眠する習慣を身につけましょう。

【関連記事】うつ病になるとアルコールがやめられない?!依存しない為の3つの習慣

アルコール×睡眠薬で新たな弊害も?

どのような睡眠薬であっても、アルコールを摂取したのであれば服用を避ける必要があります。その理由として第一に挙げられるのは、肝臓に大きな負担がかかるということです。

ご存じの通り、肝臓はアルコールを分解・代謝させる臓器ですが、睡眠薬も同じ肝臓で処理されます。そして、アルコールと睡眠薬が同時に体内に入ってきた場合では、肝臓はアルコールを先に処理しようと働き始めます。

すると、睡眠薬の分解・代謝が遅れることになり、これが翌日の眠気につながることになります。

さらに、アルコールと睡眠薬を併用してしまうと脳の活動が極端に抑制されることになり、意識不明などの重篤な症状を引き起こす原因になることがあります。また、夜中に目を覚ました際にふらつき、転倒する危険性も出てきます。

このように、アルコールと睡眠薬の併用は大変危険ですので、どちらか一方を体内に取り込んだのであれば、もう片方の摂取(服用)は避ける必要があるということがわかりますね。

【関連記事】睡眠薬とアルコール併用は危険!
【関連記事】お酒との併用で記憶障害も!?飲む前に知っておきたい睡眠薬の副作用

まとめ

  • アルコールの摂取はスムーズな入眠を妨げてしまう可能性が高いと考えられている。
  • アルコールを摂取するのであれば、遅くとも就寝の1時間前には切り上げる。
  • アルコールと睡眠薬を併用してしまうと脳の活動が極端に抑制されることになり、意識不明などの重篤な症状を引き起こす原因になる。