パニック障害だからこそ適度な運動は必須!その理由とは?

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ひとたびパニック障害を発症してしまうと、運動はおろか、どこかへ出かけることですら怖いと感じるようになることがあります。

特に運動は意識して身体を動かして行うものであり、そこには息切れ付いて回ることもあります。

このような理由から、パニック障害を患っている方の多くは運動を敬遠しがちですが、実は、運動でパニック障害が悪化することはなく、それどころか、運動を行うことによってパニック障害が快方へ向かうと考えられているんです。

では、この理由はいったいどのようなところにあるのか、パニック障害の人に適している運動の種類にはどのようなものがあるのか、ご紹介することにします。

パニック障害と運動の関係とは?

運動を行うことが代謝アップにつながり、さらに血行不良の改善に役立つということはご存じなのではないかと思います。また、運動はカロリー消費も狙うことができますので、肥満の予防や改善にも役立ちます。

そしてもうひとつ、運動を行うことによって素晴らしい恩恵を受けることができるんです。

それは、脳内ホルモンの分泌です。脳内ホルモンにはセロトニン、ドーパミン、βエンドルフィンがあり、それぞれに異なった役割を担っています。

それでは、これらの脳内ホルモンの役割を簡単にご説明しておきましょう。

セロトニン

精神を落ち着け、感情の高揚を抑えるホルモンです。このホルモンは”幸せホルモン”とも呼ばれ、正常に分泌されることにより、精神安定効果を得ることができます。

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ドーパミン

このホルモンは、意欲向上や学習能力の向上集中力や記憶力の向上、抗ストレス効果などの効果を持っています。

βエンドルフィン

別名”脳内麻薬”とも呼ばれ、多幸感や快楽を司るホルモンであるといわれています。また、鎮痛作用も持っていますので、私たちにとってなくてはならないホルモンであるということがわかります。

そして、これらの3種類のホルモンにはある共通点があります。

それは、「幸せ」や「抗ストレス」、「快楽」など、人間が心地よいと感じる感覚を司るホルモンであるということです。

逆を返せば、これらのホルモンの分泌量が極端に減ってしまった場合では、精神不安定、パニック障害、うつ病、集中力や記憶力の低下、意欲の低下などが起こりやすくなるということです。

そして、適度な運動を行うことにより、これらのホルモン分泌を増やしておけば、精神不安定をはじめとする症状に悩まされる確率が低くなると考えることができます。

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パニック障害の改善に最適な運動とは?

運動には無酸素運動有酸素運動があり、筋トレなど、筋肉に瞬間的に負荷をかけるのが無酸素運動、ウォーキングなど、時間をかけて酸素を体内に取り込みながら行う運動が有酸素運動に分類されます。

そして、パニック障害の方におススメできるのは、有酸素運動です。

また、このような有酸素運動は1回に長時間行う必要はなく、30分程度でも十分に効果を発揮します。

でも、やっぱり運動をするのは怖い。このようにお考えの方もいらっしゃることでしょう。それならば、いきなりウォーキングやジョギングなどを始めるのではなく、1日30分の散歩から慣らしてみてはいかがでしょうか?

パニック障害を患っていると、外出そのものが怖いと感じることもあるのではないかと思いますが、あなたが普段通らないような道を歩いてみると、今まで気がつかなかったさまざまのものを発見して、新しい驚きを感じるかもしれません。

また、一人で散歩をすることに対して不安を感じるのであれば、ご家族や友人の方の協力を得て、付き添ってもらうというのもひとつの方法です。

あなたが積極的に行動を起こそうとしたのであれば、ご家族も友人の方も、きっと協力してくれるはずですよ。

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まとめ

  • 運動によって脳内ホルモンの分泌が活発になりパニック障害の改善につながる。
  • パニック障害の方には有酸素運動がおすすめ。
  • 1日30分の散歩から始め、徐々に慣らしていく。