常用量でも依存に陥る?!当たり前になると怖い睡眠薬依存とは?

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不眠の症状を緩和してくれる睡眠薬。しかし睡眠薬を軽く考えてはいけません。

睡眠薬は一歩間違えると依存に陥る可能性があるため、慎重に服用する必要があります。

今回は睡眠薬の依存について、ご紹介します。服用前にぜひ確認してください。

睡眠薬依存とはどんな状態を指すの?

アルコール依存症やニコチン依存症などは私たちの身近に存在している言葉であるため、どのような症状が現れるのか、大方の検討はつくのではないでしょうか。

そして、薬物依存症と聞くと、一般的な薬物よりも覚醒剤への依存というイメージが強いのではないかと思います。ですが、睡眠薬依存症は薬物依存症に分類され、覚醒剤と同様に効果が切れはじめると、再度その睡眠薬を服用したいという欲求が湧きあがってきます

睡眠薬依存は二通りに分類され、睡眠薬を服用していることに対して満足感を得るタイプの精神依存、そして、睡眠薬の成分が常時体内に滞留していることが当たり前の状態になっているタイプの身体依存があります。

一般的に、睡眠薬の場合では精神的依存は起こりにくいと考えられていますのが、厄介なのは身体依存で、睡眠薬が切れるとなかなか寝付くことができない、あるいは、睡眠に入ることはできても、何度も目を覚ましたり、予定の起床時間よりも早く目が覚めて、その後に寝付くことができなくなったりするといった症状が現れることがあります。

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薬を中断できないのは身体依存のせい?

睡眠薬の服用を中止すると、その直後から離脱症状という症状が現れることがあり、睡眠薬の場合では、前述のような不眠の状態となってしまうことがあります。そして悪いことに、このような不眠の状態は数週間も続くことがあり、その辛さに負けて睡眠薬の服用を再開してしまう方も大勢存在しています。

つまり、睡眠薬依存は精神依存よりも身体依存に注意を払わなければならないと考えることができるということですね。

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常用量でも依存に陥る

アルコール依存症やニコチン依存症でもそうですが、一定の量を超えるアルコールやニコチンを体内に取り込むと依存症に陥りやすいと考えられていますが、そうではありません。これは睡眠薬依存にも同様のことがいえ、睡眠薬の服用量ではなく、服用する期間に問題が隠されています。

長期に渡って睡眠薬に睡眠を委ねていた状態であれば、身体としては睡眠薬が体内に取り込まれることを当然のこととして捉え、ある日突然睡眠薬が体内に入ってこなくなったら、自身の力で睡眠に入ることが難しくなります。そして、これは服用する睡眠薬が最少量であっても起こります。

では、どのくらいの期間が睡眠薬依存症に陥らないボーダーなのでしょうか?

これにはさまざまな考え方があるようですが、おおよその目安では6カ月間であると言われています。これは強い成分が配合されている睡眠薬を常用している患者さんほど多いといわれています。睡眠薬依存症に陥ってしまわないためにも、ご自身の生活習慣にも目を向けて、改善すべきところは改善する努力を行うことも必要です。

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まとめ

  • 睡眠薬には精神依存と身体依存がある。
  • 睡眠薬の服用量ではなく、服用する期間に問題。
  • 睡眠薬依存症に陥らないボーダーは、おおよその目安では6カ月間。生活習慣の改善に努めましょう。