うつ病は甘えなの?その違いと見分け方を徹底解析!やる気以外の理由とは?

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甘えはわがままですが、うつ病は病気です。

ところが、この違いがわかっていない方が多いという事実。

うつ病と甘えの違いとは?

甘えと間違われやすい新型うつ病にも注意が必要です。

うつ病の大きな特徴:心のエネルギー不足

うつ病は心で発生する病気だけに、表面に現れてきても他人から理解されにくいという厄介な特徴を持っています。そして、うつ病を患ってしまった当人は、ご自身の状況を他人に説明してなくてはならないとわかっていても、既にそれが出来ない状況になっています。

つまり、エネルギーをすっかり使い果たしたエネルギー不足の状態となっているということです。

たとえば、他人に状況を説明するためにはじっくりと考えて言葉を選ばなくてはなりませんし、言葉を発するためには声帯も使いますし、口元や頬の筋肉も使います。

ですが、うつ病が進行してしまうと、いつもなら当たり前のように出来る、言葉を発するという作業ですら出来なくなることがあり、これが周囲の誤解を招くきっかけとなることが少なくありません。

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うつと甘えの違いは何?やる気がある/ない以外の理由

甘えは「やりたくない」というわがままの現れですが、うつ病は「やりたくても行動を起こすことすらできない」という不可抗力によって甘えのように見えてしまっているだけですので、この両者は根本的に異なるということがわかります。

うつ病は、やる気があるとかないとかという問題ではなく、そもそもやる気を起こすことが出来ない状態です。

うつ病を発症すると、動作が緩慢になったり、他人との会話が面倒になったりするので、いかにも怠けているというふうに見られてしまうことがあります。

ですが、どこかでパワーをチャージしない限り、うつ病が改善に向かうことはありません。

うつ病の改善は、一にも二にもなく、周囲の理解から始まります。

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甘えと間違われやすいうつ病って?

最近では、新しい形の新型うつ病といううつ病があることがわかっています。

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これまでのうつ病は「メランコリー型」といって、ご自身が病気になってしまったことに対して申し訳なさを感じたり、自分のせいで病気を発症してしまったというような、ご自身を責める症状が多く見られました。そして、いつも気分が沈んでいるという特徴もあります。

ところが新型うつ病の場合では、感情の起伏が激しく、過眠や過食を繰り返すことがあるという特徴を持っています。また、これまでのうつ病のようにご自身を責めることがなく、むしろ責任転嫁をするような言動が見られることもあります。

このような態度は甘えに見えてしまいますが、新型うつ病を発症しているご本人は、身体がズシンと重く、イライラなどの不快感を味わっています。

新型うつ病はこれまでのうつ病よりも症状の現れ方がわかりにくいので、完全に甘えだと捉えられてしまうことがありますが、それは大きな誤解であるということを、まずは周囲が認知しておかなくてはなりません。

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まとめ

  • うつ病とはエネルギーが枯渇した状態である
  • 甘えに見られがちなうつ病は、甘えと根本的に異なる理由がある
  • 自分を責めてしまううつ病と、責任転嫁してしまいがちな新型うつ病。後者はより他者の目には分かりにくい。