うつ病で入院する時の期間と費用・医療保険へ加入はできる?

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

軽度のうつ病であれば通院治療となりますが、重度のうつ病にまで症状が発展した場合では、入院となることがあります。

入院の期間や費用はどれくらいかかるのでしょうか。

うつ病でも保険に加入できるのかどうかもご紹介します。

うつ病で入院が必要な場合

うつ病の入院には、患者本人か希望する「任意入院」と、医師の判断により入院が必要だと認められた「強制入院」があり、「強制入院」の場合では、他人を傷つける恐れがある、自殺を図る恐れがある、正しい判断力を失う、薬正しく服用することができない、食事の摂取が困難などの状況が、入院の判断基準となります。

また、「任意入院」の場合では誰でも出入りすることが出来る開放病棟への入院となりますが、「強制入院」となった場合では、外部からの出入りが制限される閉鎖病棟への入院となるケースがほとんどです。

【関連記事】うつ病の二大治療を解説!医師の判断次第で入院の可能性も?

入院の期間はどれくらい?費用は?

うつ病で入院が必要になった場合、気になるのが費用の問題ですよね。うつ病の入院は長期に及ぶことが多く、個人負担額が高額になることが予想されますが、このときに役立つのが高額医療費制度です。ここでは、70歳未満で年収約370万円~770万円(健保:標準報酬月額28~50万円、国保:年間所得210~600万円)の方の自己負担額をご紹介しておくことにします。

自己負担限度額80,100円+(総医療費-267,000円)×1%となります。

また、1日当たりの平均自己負担費用は平均16,000円、30日間入院した場合では480,000円となり、さらに差額ベッドとなった場合には、別途料金が必要となります。

なお、差額ベッド代の発生には、4人以下でプライバシーが確保できるなどの条件があります。

うつ病でも医療保険に加入できる?

うつ病をはじめとする精神疾患と診断された場合では、一般的な医療保険への加入が難しくなりますが、「引受緩和型医療保険」という種類の保険であれば、なんらかの疾病によって治療を受けている方であっても加入することが可能で、うつ病の治療中であっても加入することができます

ただし、この保険は一般的な保険とは異なり少々特殊であるため、支払い保険料がやや高額であるという特徴を持っています。

また、近年ではこのタイプの保険を取り扱う保険会社が増加の傾向にあり、それぞれの保険会社によって保険金の支払いシステムや、保険料に差が生じていますので、ご興味のある方は、直接保険会社へ問い合わせてみるとよいでしょう。

保険はお守りのようなもので、加入してしまえば心が楽になります。「引受緩和型医療保険」は一般的な保険よりも割高であるというデメリットは持っていますが、安心を得るという意味では、取りあえず1社だけでも加入しておいてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】うつ病でも入れる保険と公的手当

まとめ

  • 入院する場合、本人希望の「任意入院」と医師判断による「強制入院」がある。
  • うつ病は長期治療が多く個人負担は高額になりやすい。
  • 精神疾患と診断された場合一般の医療保険への加入は難しい。引受緩和型医療保険であればうつ病治療中でも加入できる。