ストレスが不眠症の原因?!悪循環から抜け出すための対策とは?

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

不眠症とストレスは切っても切れない関係にあり、眠れないこと自体がストレスになると、さら症状が悪化します。

睡眠薬の過量投与による危険性についてもご説明します。

不眠症の原因はストレス

ストレスの感じ方の度合いには個人差がありますが、他人から見ると考えられないような、ほんの些細なことがストレスになり、不眠症を誘発してしまうことも少なくはありません。

たとえば、メールの返信がなかなか来ない、仕事で失敗したらどうしよう…など。また、眠れないこと自体に対して焦りを感じ、それがさらに不安や緊張を生み出し、不眠症の症状を拡大してしまうこともあります。

このようなストレスは、脳を覚醒させてさらに”眠れない”という状況を作り出す原因となります。

【関連記事】仕事ストレスで眠れない時の不眠症の原因と対処法
【関連記事】快眠のためには環境づくりが重要!不眠症改善8つの対策方法

不眠症を増大させる「精神生理性不眠」ってなに?

特に、”眠らなくてはいけないのに眠れない”というストレスは大きな不安を生み出し、その不安からくる焦りが大きくなると、悪循環にはまり込んでしまうことになり、この状態を「精神生理性不眠」と呼びます。「精神生理性不眠」は以下のような症状がありますので、まずは当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。

  • 眠れないこと自体について考え過ぎ、不安が大きくなっている。
  • 眠らなくてはならない時間に眠ることができず、眠る意思のない朝や日中に眠気が襲ってくる。
  • 悩みや不安が頭の中を占め、睡眠を妨げる。
  • 眠ることに意識を集中させようとすると、身体的・精神的な緊張が広がってよけいに眠れなくなる。
  • 自宅よりも外出先のほうが眠れる。

これらの項目のどれかに該当する場合には、「精神生理性不眠」に陥っている可能性が濃厚ですので、直ちに専門医に相談して適切な治療を受けましょう。

睡眠薬の過量投与による危険性

不眠症が長く続くと、それがさらなる不安を呼び込み、うつ病を発症してしまうことがあります。うつ病を発症してしまった場合では、抗うつ剤や睡眠薬による治療が行われますが、特に睡眠薬に頼り過ぎてしまうと依存性が高まり、根本的な不眠症の解決につながらないこともあります。

睡眠薬による治療を行う際には、医師の指示に従って正しく薬を服用して行く必要がありますが、睡眠薬の連続投与は2週間が目安、それ以上の長期間に渡って睡眠薬を服用し続けた場合には、うつ病を悪化させてしまうこともあります。

睡眠薬の投与は、最も手っ取り早く不眠症を解決させることが出来る方法ではありますが、睡眠薬は耐性が出来やすく、また、依存性が高いという特徴を持っています。

これを避けるためには、睡眠薬よりも「精神療法」で、心の内部からゆっくりとケアを行って行くことがベストでしょう。

【関連記事】睡眠薬を飲んでも不眠症が改善されない理由
【関連記事】常用量でも依存に陥る?!当たり前になると怖い睡眠薬依存とは?

まとめ

  • ストレスの蓄積は不眠症を引き起こす引き金になる
  • 眠らなくてはという強迫観念は精神生理性不眠となりさらなる悪循環を引き起こす
  • 長引く不眠はうつ病を発症しやすくし、それによって薬療法を続けると依存症をも引き起こしかねない