うつ病で休職する際のメリットや申請方法・復帰のタイミング

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うつ病になってしまった場合仕事をしたままでの回復はなかなか難しく、医師にも休職をすすめられます。

ここでは休職のメリットや申請方法、復職について触れていきます。

休職とは?

仕事をしている人がうつ病になる場合、その原因は仕事上のストレスである可能性が非常に高いです。

うつ病を治すためには、なるべく原因となるストレスを遠ざけることが大切です。

そのため医師からは休職をすすめられるのです。

しかし仕事をしている人からすれば、休職はマイナスなイメージが強くなかなか休職を前向きに検討できないという人も多いでしょう。

そういった人は一度休職をすることで得られるメリットとデメリットを考えてみましょう。

そもそも休職というのは、会社に籍は残した状態で一時的に休暇をとることをいいます。

会社に休職の制度がある場合は、この制度を使って合法的に長期休暇をとることができます。

休職をとることで得られる最大のメリットは、うつ病を早く治せるということです。

正直仕事をしながらうつ病を治そうとしても治療期間がいたずらに長引いてしまい、最悪の場合症状が良くなるどころか悪化していくこともあるのです。

そのため思い切って休職をとって、うつ病の治療にかかる期間をぐっと短縮し、積極的にうつ病を治していくための環境を整えることが大切なのです。

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休職したら収入は?給料はどうなる?

うつ病 休職
休職をすることで気になるのは、まず休職期間中の収入をどうすればいいか?という点でしょう。

正規の手続きを踏んだうえで休職をすることができれば、休職をしている期間でも一定の金額の手当てをもらうことができます。

これは「傷病手当」と呼ばれるものであり、一般的には標準報酬月額の6割が支払われ、最大で1年6ヶ月にわたり手当をもらうことができます。

休職をすることで期間中は従来の収入を得ることは難しくなりますが、うつ病になった場合はそれを差し引いても休職をすることをおすすめします。

「収入が少なくなるから…。」と休職に後ろ向きになるよりも、その期間だけ貯金を崩したり実家に帰るなりして、休職をするほうが良いのです。

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復帰はできる?

また休職をした場合、復職できるかどうかも気になる点です。

休職はそもそも、病気やケガで一時的に働けなくなった場合に、一定期間の休みをとらせて回復を待つための制度です。

そのため休職をしてもしっかりとうつ病の症状を改善することができれば、十分に復職することが可能です。

休職をした分、社内でのキャリアは同期の人などと比べれば劣ってしまいます。

しかしうつ病のまま仕事を続けても、いずれはうつ病の症状に悩まされ仕事が手につかなくなったり、大きなミスをしてしまう可能性も高くなるので、それと比べればキャリアに傷がついてしまうのも些細なことだと思えるのではないでしょうか?

休職申請に必要な物は?

うつ病になってしまい実際に休職をしようとした場合、どんなものが必要になるのでしょうか?

休職申請のために必要な書類は次の3つです。

1. 休職願

会社で様式が決められている場合は、それに従って休職をする旨を書類として提出します。

2. 医師の診断書

休職をするということは、なんらかのケガや病気をしているということになります。

それを証明するためにも、会社に医師の診断書を提出する必要が出てきます。

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3. 健康保険傷病手当請求書

これは休職期間中でも一定額の収入が支払われるようにするために必要になる書類です。

この書類がないと傷病手当が支払ってもらえず、休職期間中の収入がゼロになってしまうので注意しましょう。

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うつ病になってしまうとこういった書類の準備や休職のための手続きをとるのも億劫になりがちですが、これを乗り越えて休職をすることができればうつ病も治りもぐっと良くなるのでひと踏ん張りしましょう。

復職(リワーク)のタイミングは?

休職をしたらいずれは復職をしなければいけません。

もちろん復職をするのはうつ病がしっかりと回復してからですが、復職のタイミングを判断するのはなかなか難しいものです。

そのため復職を考える場合は、まず主治医としっかりと相談するようにしましょう。

いくら本人が「仕事をしたい!」と考えるようになったとしても、それは単なる焦りからくるものであり、うつ病が回復したわけではないかもしれません。

ここはやはり病気の専門家である主治医の判断を仰いだ方がいいでしょう。

うつ病は回復にいたるまでに時間がかかってしまう病気です。

そしてうつ病の原因となる可能性が高いストレスというのは、なにか対策をすれば簡単に取りのぞけるというわけでもありません。

そのためうつ病になった場合は思い切って休職をして、積極的にうつ病を治せる環境を作っていく必要があるのです。

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まとめ

  • 休職というのは、会社に籍は残した状態で一時的に休暇をとること。
  • 正規の手続きを踏んだうえで休職をすることができれば、休職をしている期間でも一定の金額の手当てをもらうことができる。
  • 復職を考える場合は、まず主治医としっかりと相談するようにしましょう。