真面目で几帳面な人がなりやすい?うつ病発症のメカニズムとは

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私たちの脳は、私たちが考えている以上に精密です。最近の研究によって、うつ病は脳の神経細胞の働きと関係があることが分かっています。

それでは、うつ病を発症するメカニズムをご紹介します。

うつ病発症のメカニズムとは?

私たちの脳は、私たち自身に対して「食べる」、「寝る」などの本能的な指令を与えるほか、「意欲」や「記憶」など、感情や知的な部分においても指令を与えています。

そして、これらの指令を伝えるのがセロトニンやノルアドレナリンといった脳内伝達物質ですが、とりわけセロトニンの分泌量が少なくなり、体内のセロトニンの量が極端に減少した場合には、ドーパミンという興奮を司るホルモンの働きが活性化され、精神の均衡を保つことができなくなるため、うつ病を発症しやすくなります。

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考えられる要因って?

うつ病は、遺伝的要因の他に以下のような要因が考えられています。

  • 環境要因
    幼児期のトラウマ、親しい方の死亡、仕事や剤策の喪失、人間関係トラブル、家庭内不和、就職・退職、結婚・離婚などによる環境の変化、そして、妊娠・出産、育児、引っ越しなどによる環境の変化が挙げられます。
  • 身体的に要因
    慢性疲労、脳内の血管障害、癌や感染症、甲状腺機能の異常などの疾病、生理や更年期などによるホルモンバランスの崩れ、薬物の服用などが挙げられます。

これらの要因は、多かれ少なかれストレスを与える原因になることが多く、そのストレスによって脳内伝達物質の分泌量に異常が生じた際に、うつ病を発症しやすくなります。

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こんな人はうつ病になりやすい!

わがままな人がうつ病になりやすい、と勘違いをしている方が存在しているようですが、それは間違いです。うつ病になりやすいのは、真面目で几帳面、そして、どちらかというと融通が利かないタイプです。次のような気質の持ち主は、うつ病を発症しやすいと考えられています。

  • 循環気質
    社交的出親切な一面を持っているものの、感情の起伏が激しい気質です。
  • 粘着気質
    完璧主義に近く、仕事熱心、几帳面、正直。物事に対して一生懸命になり過ぎる気質です。
  • メランコリー親和型気質
    常識的で争いを好まず、周囲との調和を保とうとする気質です。

うつ病になりやすい気質はこの限りではありませんが、このような気質であるという自覚をお持ちの方は、少しの衝撃でうつ病を発症しやすいと考えられていますので、注意が必要です。

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まとめ

  • 脳内伝達物質セロトニンが不足すると、うつ病を発症しやすくなる。
  • うつ病は、遺伝や環境、身体的なことが要因になる。
  • 真面目で几帳面、どちらかというと融通が利かないタイプの方は、うつ病になる可能性も。