パニック障害は何科に行くべき?間違いやすい病院選び

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パニック障害かもしれない。このようにご自身で気がつくと、多くの方はここでショックを受けます。

というのは、パニック障害は精神疾患に分類されるため、「世間から差別視されるのではないか?」、「完治することができないのではないか?」、「仕事を失ったらどうしよう?」といった数々の不安が、一瞬にして心の中に充満するからです。

ですが、心配しないで下さい。
パニック障害は必ず治ります。

とはいっても、それはあくまでも条件付きです。

それは、あなたがパニック障害という病気をしっかりと受け入れ、適切な病院で根気よく治療を行うということです。そして、ここで間違えてはならないのが、病院選びです。

何科で受診するべき?

パニック障害 病院
パニック障害の治療を行うには、精神科が最も適している科です。ですが、精神科という言葉の響きそのものに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんね。そのようなときには、ひとまず心療内科の門をくぐってみましょう。

精神科は軽度から重度に及ぶ精神疾患の治療を行うことができ、心療内科では比較的軽度の精神疾患を治療することができます。ただし、医師によっては、心療内科であっても重度の精神疾患の治療に当たることができる場合もありますので、この部分についてはあまり心配する必要はありません。

心療内科でも精神科でも、注意しなければならないのは、担当医がどれだけパニック障害とその治療方法を熟知しているか、という点です。

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間違われやすい科とは?

パニック障害 病院
脳外科、脳神経外科、神経内科が間違われやすい科です。

それでは、参考までにこれらの科の特徴をご紹介しておくことにします。

脳外科・脳神経外科

おもに脳にできた腫瘍に対する外科手術を行う科です。

また、脳に関する病気全般の治療を行うことができ、クモ膜下出血、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、頭蓋骨骨折をはじめとする病気や怪我の治療に当たります。

神経内科

脳、脊髄、神経、筋肉の病気を治療する科です。

脳になんらかの障害が発生すると、身体に異常が現れる可能性があるだけでなく、言語障害や意識障害などの症状が現れることがあります。そして、それらを総合的に治療するのが神経内科です。

脳や神経という言葉からは、それが精神に影響を与えるというイメージにつながることもありますが、パニック障害は脳や神経に異常が生じる病気ではなく、心の内部にある問題が元凶となっています。

イメージだけで病院を選んでしまうと、正しい診断を得られないばかりか、どうかすると見当違いな治療が行われてしまうこともありますので、病院選びの段階で治療を受ける科を間違えてしまわないよう、十分に注意しましょう。

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複数の科をもっている病院は受診しない

パニック障害 病院
個人病院などでは、内科・心療内科・精神科など、複数の診療科目の治療を行っているところがあります。このような病院は、急場に飛び込むことができる存在ですので便利なのですが、ひとつ問題点があります。

たとえば、内科の診療科目がある病院の場合では、医師が内科の診療を得意としており、パニック障害やうつ病などの精神疾患に関する知識が乏しいことがあるという点です。

つまり、適切な診断と治療を受けることができない可能性があるということです。

通いやすいから、あるいは家の近所だからという理由で個人病院を選ぶ方は多いのではないかと思いますが、パニック障害を徹底的に治したいのであれば、このような病院は不向きです。

パニック障害は非常にデリケートな病気で、医師と二人三脚で治療を行わなければなりませんし、単純に薬の投与だけを繰り返しても、それで改善が見込めるものではありません。

仮に薬の投与だけを繰り返していた場合では、パニック障害が一向に改善されず、それがさらなるイライラや不安を呼び込んで、症状を悪化させてしまうことも十分に考えられます。

パニック障害の治療を受けるのであれば、少々通いにくい場所にあったとしても、専門的な治療を受けることのできる心療内科または精神科の病院を選びましょう。

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まとめ

  • パニック障害についての知識や治療法を熟知した医師の居る精神科もしくは心療内科を受診する。
  • 複数の診療科目を掲げている個人病院は避ける。
  • 通院に不便な場所にあったとしても、専門的な治療を受けることのできる心療内科・精神科の病院を選ぶ。