生理のせいでパニック発作は起こる?!その真相とは?

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ホルモンバランスが崩れやすくなる生理中とその前後には、吹き出物ができたり、情緒不安定になったりすることが多いものです。そのような理由から、生理が近づくととても憂鬱…と感じる方は多いのではないかと思います。

また、パニック障害を患っている方の中には、生理になるとパニック障害の症状が現れる確率が高くなるという方がいます。

では、この理由はいったいどのようなところにあるのでしょうか?

生理時にパニック障害の症状が現れやすい理由、そして、それに対する対処方法について考えてみることにしましょう。

パニック障害と生理|不安が強くなる症状の原因は?

実は、生理とパニック障害の因果関係については、医学的に解明されていません。つまり、生理がパニック障害を悪化させているとは言い切れないということです。

ですが、実際に生理時にパニック障害の症状が現れやすい方が存在しているのですから、必ずどこかにその理由が隠されているはずです。

そして、どうやら関連がありそうだと思える理由をひとつ、見つけ出すことができました。

生理で体調が悪くなる、そして、なんとなく気持ちが沈む、すると、不安になる、その不安が大きくなるとパニック発作を起こす。

このような関連付けを、頭の中で行っていると考えることができるということです。

ほとんどの女性は、生理時にイライラなどの不快な思いを経験していますが、感受性が強くなっているパニック障害の方の場合では、健常者よりもこの感覚が強く、パニック発作や広場恐怖、予期不安などの症状を起こしやすいということです。

つまり、頭の中にある「生理になったからパニック障害が起こる」という関連付けを行う癖をなくしてしまえば、生理時にパニック障害の症状が現れにくくなると考えることができるということですね。

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生理時にパニック症状が強くなる事への対処法

いったん頭の中でできてしまった関連づけの癖は、そう簡単に取り払えるものではありません。ですが、このままではさらにパニック症状が悪化してしまう可能性も出てきます。

それならば、「生理だからパニック発作が起こる」と考えるのではなく「生理なんだから具合が悪くなって当たり前。これは生理のせい」というふうに、考え方を切り替えてみてはいかがでしょうか。

「そんなことできたら、とっくの昔にやってます!」

このような反論の声が聞こえてきそうですね。ですが、ここはひとつ落ち着いて考えてみて下さい。あなたは現在、薬の服用とともに認知行動療法を行ってはいないでしょうか? それならば、この治療を行う目的を、もう一度考えてみて下さい。

認知行動療法は、あなたの思考回路を矯正する目的で行われているのではないでしょうか?

これは、生理時であっても同様です。

あなたはもうすでに、認知行動療法で駅の改札に行くことが怖くなくなったレベルにまで回復しているかもしれません。ですが、突然駅の改札が怖くなくなったわけではなく、何度もそれを繰り返すうちになにも起こらないことがわかり、その結果、恐怖という形のないものがあなたの元を去ったのではないでしょうか?

大丈夫、生理なんて怖くありませんよ。だって、女性の誰もが経験することですし、例外なく不快な思いを味わっているのですから。

パニック障害 生理
「生理が辛いのは私だけではない。みんなも同じ」

まずは、この言葉を頭に植え付けてみて下さい。そして、生理時にパニック障害の症状が現れそうになったら、「私だけじゃない。みんなも辛いんだ」と、再度ご自身に言い聞かせてみて下さい。

パニック障害を見事に克服した先輩たちは、あなたと同様の苦しみを乗り越えて、現在に至っています。

大丈夫です、パニック障害に苦しんでいるのはあなた一人ではありませんし、パニック障害は必ず治ります。どうか心配しないで下さいね。

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まとめ

  • 生理とパニック障害の因果関係については、医学的に解明されておらず、生理がパニック障害を悪化させているとは言い切れない。
  • 「生理になったからパニック障害が起こる」という関連付けを行っている可能性が高い。
  • 「生理が辛いのは私だけではない。みんなも同じ」この言葉を頭に植え付けてみる。