自信を持てば大丈夫?パニック障害とうつを併発する理由とは

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心の病は、形がないだけに周囲に理解されにくく、そのため、患者さんが一人で思い悩んでしまうことも少なくはありません。

ですが、インフルエンザと同様に、パニック障害やうつ病にも、必ずどこかに原因が隠されています。

また、パニック障害とうつ病は併発しやすいといわれてますので、周囲の方は、なぜ患者さんがそれらの病気を発症してしまったのかよく考え、患者さんとともに病気と向き合う気持ちを持つことが大切です。

パニック障害とうつ病の関係

パニック障害はパニックを起こす病気、うつ病は心が沈んでしまう病気。このように、パニック障害とうつ病を切り離して考える方が存在しているようですが、それは正しい考え方ではありません。

パニック障害とうつ病を発症する順番は、多くの場合パニック障害の症状が先に現れ、続いてうつ病の症状が現れるというパターンになります。

パニック障害の症状は、「パニック発作」、「予期不安」、「広場恐怖」があり、これらの症状が起こると、ちょっとした外出でさえも怖くなり、自宅に閉じこもることが多くなります。

すると患者さんは「もしかすると社会不適合なのでは?」というようにどんどん自信を失い、なにもかも手につかなくなって常に沈んだ精神状態となります。つまり、これがパニック障害からうつ病へ移行する入り口であるということです。

そして、パニック障害から移行して現れた症状を、「非定型パニック性うつ病」と呼びます。

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併発する理由とは?

パニック障害とうつ病を併発してしまう最も大きな理由は、自信喪失です。

そもそもパニック障害自体が周囲に理解されにくい病気であり、そうと知らない人に傷つくような言葉をかけられたり、怠け者呼ばわりされたりするうちに、外部との接触に対して恐怖を覚えるようになります。

そしてそれが、「予期不安」や「広場恐怖」の症状を重症化し、そこへパニック障害の症状に対する不安や、なかなか快方に向かわない苛立ちなどが加わって、とうとううつ病を発症してしまうことになります。

そして、うつ病の症状はパニック障害よりもはっきりと現れやすいため、この時点でやっと周囲が気付きはじめます。ところが、いったんうつ病を発症してしまうと、数カ月間程度で完治することが難しくなり、数年~10年程度の治療期間が必要となることも少なくはありません。

また、パニック障害がうつ病にまで発展してしまっているのにも関わらず、さらに追い打ちをかけるように周囲が病気に対する理解を示さないままでいると、患者さんご本人はどうしてよいのかわからず、最悪の場合ではご自身で命を絶ってしまうこともあります。

このような悲劇を起こさないためにも、パニック障害やうつ病の患者さんに対しては、周囲が温かく見守る姿勢を見せてあげることがいちばんです。

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非定型パニック性不安うつ病の症状

それでは、パニック障害から発展して発症する、非定型パニック性不安うつ病の症状を簡単にご紹介しておくことしましょう。

まず、うつ病には定型うつ病と非定型うつ病があり、定型うつ病の場合では、周囲への関心が薄れ、ご自身にしか興味を持つことができなくなります。

たとえば、好きで楽しみにしていたテレビ番組に急に興味がなくなるなどが好例です。

そして非定型パニック性うつ病の場合では、周囲の影響を受けやすいという特徴を持ち、よいことがあればテンションが高まり、悪いことがあると一気にテンションが下がります。つまり、周囲の影響を受けやすくなるということですね。

そして、定型うつ病の場合では朝に症状が現れやすく、床からなかなか起き上がることができなくて、起き上がることができたとしても気分が優れません。

一方、非定型パニック性うつ病の場合では、朝には調子がよくても、夕方あたりからだんだんと気分が塞ぎはじめるという特徴を持っています。

このように、同じうつ病であっても症状の現れ方は異なりますので、この部分に関しては、周囲の方が正しい知識を持っておかなくてはなりません。

症状を抑えるには?

症状を抑えるには、漢方薬や病院で処方してもらう治療薬で改善を図るという方法がありますが、副作用などが心配な方は、普段の生活にノニをとりいれてみると良いでしょう。

ノニは130種類以上もの栄養素を含みますが、その中のセロトニンという成分が、パニック障害とうつ病に効果があるとされています。

このセロトニンのいう成分は、脳の興奮を抑制し、精神的な安らぎを与えてくれる物質なので、症状がひどいときに飲めば、時間とともに和らいでいくことが期待できます。

薬とは違い、自然食品ですし、過剰摂取さえ避ければ副作用の心配もありません。

なかなか治らなくてそれがストレスになっている場合などには、こうした食品をとりいれてみることをおすすめします。

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まとめ

  • パニック障害とうつ病を発症する順番は、多くの場合パニック障害の症状が先に現れ、続いてうつ病の症状が現れるというパターン。
    パニック障害から移行して現れた症状を「非定型パニック性うつ病」と呼ぶ。
  • パニック障害とうつ病を併発してしまう最も大きな理由は、自信喪失。
    いったんうつ病を発症してしまうと、数カ月間程度で完治することが難しくなり、数年~10年程度の治療期間が必要となることも少なくはない。
  • 定型うつ病の場は朝に症状が現れやすく、周囲への関心が薄れ自分にしか興味がなくなる。
  • 非定型パニック性うつ病は夕方以降に症状が現れやすく、周囲の影響を受けやすいという特徴を持ち、よいことがあればテンションが高まり、悪いことがあると一気にテンションが下がる。
  • ノニに含まれる栄養素「セロトニン」という成分が、パニック障害とうつ病に効果があるとされている。