新型うつ病はただの子供?ワガママと言われがちな症状とは?

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仕事は無理だけど遊びには行ける、そんな人を見かけたことはありませんか?

怠け者と評価されるあの人…、だけど実はうつ病になっている可能性があります。

今回はそんな一般的なうつ病とは異なった「新型うつ病」についてお話したいと思います。

新型うつ病の症状

若い世代の方々に多く見られるという新型うつ病は、周囲から理解されにくく、どうかすると「わがまま病」や「怠け者」などという判断を下されてしまうこともあります。

というのは、新型うつ病は「自分の好きなことであればできる」という特徴を持っているからです。

たとえば、定型うつ病の場合では、なにごとも手につかなくなり、楽しいはずのことですら、嫌になってしまうという特徴を持っています。

それが新型うつ病になると、「仕事は無理だけれども、好きなミュージシャンのライブに行くことはできる」という、周囲から見れば都合のよい症状が現れることがあります。

つまり、この場合ではご自身が嫌な”仕事”がうつ病の原因となっていると考えることができ、それ以外の楽しいことになると、普段とほぼ変わらない生活を送ることができるということです。

また、うつ病の中でも新型うつ病は自責感が少なく、うつ病で休職することに対しても抵抗がないという特徴を持っています。

新型うつ病の種類

新型うつ病の種類は下記のとおりです。

逃避型うつ病

困難な状況に対応することができず、問題解決を諦めてしまい、うつ症状に逃避します。

このタイプは、幼少期からの過保護な養育環境が要因となって発症しやすいほか、もともとの気弱な性格や周囲から与えられるストレスが原因となって発症することがあります。

非定型うつ病

おもに対人関係から発症しやすいと考えられ、楽しいことがあると気分が治るという「気分の反応性」が特徴として挙げられます。

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現代型うつ病

自己中心的な性格の方に現れやすいと考えられ、職場における秩序の一体感や、仲間との連帯感、仕事に対する義務感などが乏しいという特徴を持っています。

その反面、ご自身が好きなことに対しては、非常に真面目に取り組むことができるという特徴も持っています。

未熟型うつ病

他者への依存心が強い方に現れやすいといわれています。

また、自己中心的でご自身を過大評価する傾向が強く、ご自身の欲求が通らなかった場合には、攻撃性が現れてくることもあります。

イライラ感や不安感が強いのが特徴。

ディスミチア親和型うつ病

現実逃避の傾向が強くなり、仕事や人間関係などの重圧に弱いという特徴を持っています。

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新型うつ病が増加した理由

以前では、一定の基準によってうつ病の有無が判断されていましたが、現在では国際的なうつ病の診断基準が変更され、うつ病の判断基準となる症状が広がったことが、理由のひとつとして挙げられます。

また、いわゆる精神科だけではなく、メンタルクリニックなどの通いやすい院名の医療機関が増え、受信者が増加したというのも、新型うつ病が増加した理由であると考えることができます。

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まとめ

  • 新型うつ病は「自分の好きなことであればできる」という特徴を持っている。
  • うつ病の中でも新型うつ病は自責感が少なく、うつ病で休職することに対しても抵抗がないという特徴を持っている。
  • 現在では国際的なうつ病の診断基準が変更され、うつ病の判断基準となる症状が広がったことが新型うつ病が増加した理由のひとつとして挙げられる。