こんな症状はうつの始まり!―うつ病セルフチェック―

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うつ病は、気分が悪くなるというところから始まる「初期症状」、さまざまな症状が現れはじめる「急性期」、いったん症状が和らぐ「小康状態」、改善に向かう「回復期」のサイクルが繰り返され、長引く方の場合では、数年間にも渡り、このサイクルが繰り返されることがあります。

また、それぞれの期間はまちまちですが、「急性期」と「回復期」がもっとも注意しなければならない時期であるといわれています。

このようなプロセスを経て、鬱病かも?とだんだん自覚し始める方もいると思います。今回は、自分の気持ちの変化でうつをチェックする方法をご紹介したいと思います。

うつ病チェック

それでは、セルフで行うことができるうつ病チェックの方法をご紹介することにします。まず、近い過去、およそ2週間以内の過去をゆっくりと遡ってみて下さい。

  • 突然やる気がなくなり、踏ん張りがきかなくなった
  • 何をするにも辛いし苦しい
  • 日常的なこと(洗顔、歯磨き、掃除、選択、身だしなみ、生理整頓など)が億劫で、やらなくなった
  • 朝起きることができない、夜眠れない
  • とにかく1日中眠気に襲われている
  • 食欲がない、あるいは過食になった
  • いつもイライラしている
  • 仕事が手につかない、集中力がない
  • 仕事や家事・育児が嫌いになり、何もかも投げ出してしまいたいと感じる
  • 何事にも興味がなくなり、どうでもいい
  • 泣きたくなる、あるいは泣くことが多くなった
  • 心が悲鳴を上げているのに、助けを求めることができない
  • 生まれてこなければよかった、あるいは死にたいと感じることが多くなった
  • 人生を諦めたくなった

このような状態がたびたび起こったことはありませんか?

ひとつでも該当する項目があったのであれば、大事に至る前に、心療内科へ直行し、直ちに治療を開始しましょう。

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診断方法って?

うつ病治療を行うことができるのは心療内科、精神科、神経科のいずれかの専門医です。また、カウンセリングのみであれば、臨床心理士の有資格者が担当することもあります。

医師または臨床心理士が初めに行うこと、それは、あなたに対する質問です。

たとえば、今現在の気分や身体の不具合など、あなたに現れている症状のほか、対人関係(家族関係)、仕事状況など。これらの質問からあなたに起こっているうつ病の原因を引き出し、その重症度に応じた薬を処方します。

また、初診では医師や臨床心理士にご自身の状況がうまく伝わらないこともありますが、治療が開始された場合では、日を追いながら医師がきちんとあなたの変化をチェックして適切な治療を行いますので、心配は要りません。

医師に自分の思いが伝わらない…。このようなことになってしまったら一層心が沈んでしまうかもしれませんが、相手は医療のプロです。不安な気持ちは医師に預けて、じっくりと治療に取り組みましょう。

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まとめ

  • セルフで行うことができるうつ病チェックの方法でひとつでも該当する項目があったのであれば、大事に至る前に、心療内科へ直行し、直ちに治療を開始しましょう。
  • うつ病治療を行うことができるのは心療内科、精神科、神経科のいずれかの専門医。
  • 不安な気持ちは医師に預けて、じっくりと治療に取り組む。