抑うつ症状を伴う病気って?周囲に気付かれにくい抑うつの状態とは

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抑うつ(よくうつ)とうつ病は混同されがちですが、厳密には少々異なります。

では、抑うつとはどのような状態を言うのでしょうか?

抑うつとはどんな状態のこと?

なんとなく落ち込む状態、これを抑うつ状態と呼びます。この状態が起こるきっかけは人それぞれですが、大切な人やペットを失ってしまったり、あるいは仕事を失ってしまったりしたときに現れやすいと考えられています。

また、何をやっても自分はダメな人間…と、ご自身に対して否定的な考え方になることもあり、自分を責め続けてしまうこともあります。ですが、ご家族や友人などとともに過ごしているときには、そのような落ち込んだ様子を見せないことも多く、周囲は気付きにくいという厄介な特徴を持っています。

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抑うつ症状を伴う病気があるの?

抑うつ状態になると、それに伴い、さまざまな病気を発症してしまうことがあります。

抑うつ神経症

うつ病と混同されやすい病気ですが、うつ病よりも症状が軽く、昼夜を問わず落ち込むようになります。また、ひとたび発症すると長い経過を辿るという特徴があり、2年以上症状が続くこともあります。また、うつ病の場合では自分を責めてしまうことが多くなりますが、抑うつ神経症の場合では、他人を責める傾向が強くなるという違いもあります。

そして、楽しいことがあると一時的に気分が回復する「気分反応性」が見られるというのも、抑うつ神経症の大きな特徴であるといえるでしょう。

混合性不安抑うつ反応

不安症状または抑うつ症状のどちらか一方の症状が強く現れることが多いと考えられていますが、うつ病ほど重度な症状は現れにくいと言われています。

混合性不安抑うつ障害

抑うつ症状の合併症として現れる症状で、以下のような症状が現れやすくなります。

  • 将来に対する不安、イライラ、注意散漫など、不安を伴う症状
  • 落ち着きがなくなる、頭痛、手足や身体の震えなどの運動性緊張症状
  • ふらつきや頻脈、呼吸促拍など、自律神経の過活動に伴う症状
  • 外部からの刺激に弱く、驚きやすい、疲れやすいなどの過敏症状

抑うつ
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うつ病と抑うつは、大変よく似ているため混同されがちですが、それぞれの症状を細かく分析すると、双方の違いがよくわかります。抑うつ症状は他者に気付かれにくいという厄介な特徴を持っていますので、ご自身でなんとなくそうではないか?と感じたのであれば、できる限り早急に専門医の元を訪れ、適切な治療を開始することが望ましいといえるでしょう。

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まとめ

  • 抑うつとは、なんとなく落ち込んだ状態が続き、周囲は気付きにくいといった特徴がある
  • 抑うつ状態になると、それに伴い、さまざまな病気を発症してしまうことがある。
  • 抑うつかも、と感じたら早急に専門医の元を訪れ、適切な治療を始める。