パニック発作の治療とは?薬の飲み始め、増量時には要注意

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何の前触れもなく起こるパニック発作は、パニック障害の患者さんをますます不安に陥れる材料になります。

パニック発作の症状の現れ方には多少の個人差はありますが、突然の動悸や息切れ、発汗、過呼吸、めまいなどをはじめとする症状が起こり、パニック発作を起こしたご本人は、死の恐怖を感じることさえもあります。

このようなパニック発作の症状が現れたとき、なにを置いてでも真っ先にしなければならないのは、薬の服用による治療です。

パニック障害の治療はパニック発作を抑える治療から!

パニック障害を発症した患者さんに対してまず行われるのが、パニック発作を抑えるための治療で、これは薬の投与がメインとなります。

パニック障害を起こす原因のひとつとして挙げられるのは、脳内伝達物質であるセロトニンの不足です。そして、はじめに行われるのがセロトニンを増やすための治療で、それにはSSRI(選択的セロトニン取り込み阻害薬)が用いられます。

なお、SSRIには「フルボキサミン(商品名ルボックスまたはデプロメール)」、「パロキセチン(商品名パキシル)」、「セルトラリン(商品名ジェイゾロフト)」、「エスシタロプラム(商品名レクサプロ)」といった種類があり、これは主治医の判断もと、患者さんに最も適した種類のものが処方されます。

また、このような薬ははじめから決められた一定量を服用するのではなく、症状の変化を慎重に見守りながら、少しずつ量を増やして行くという方法が一般的となっています。

そして、SSRIと併用するのがベンゾジアゼピン系抗不安薬で、これもまた、医師の判断によって服用量を少しずつ変えながら、様子を見ていくことになります。

抗不安薬は「ロラゼパム(商品名ワイパックス)、「アルムラゾラム(商品名ソラナックスまたはコンスタン)」、「アロマゼパム(商品名レキソタンまたはセラニン)」、「ジアゼパム(商品名セルシンまたはホリゾン)、「クロチアゼパム(商品名リーゼ)、「エゾチラム(商品名デパス)」、「ロフラゼプ酸エチル(商品名メイラックス)」のいずれかが用いられます。

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薬の飲み始めや増量時に副作用も?

SSRIは効果の現れ方が緩やかであるという特徴を持ち、およそ2~4週間程度で効果が現れはじめます。

そして、SSRIの飲み始めや増量時には、副作用が現れることがあります。

最も顕著に現れやすい副作用には下痢がありますが、そのほかにも嘔吐感、イライラ、落ち着かない、興奮しやすくなる、怒りっぽくなるなどの症状が現れることもあります。

このようなときには、主治医が服用する薬の量を調整したり、薬を変えたりするなどの処置を行いますので、必ず医師の指示に従い、正確な量の薬を服用するようにしましょう。

自己判断で服用する薬の量の増減を行ってしまった場合では、医師が正確なデータを知ることができなくなってしまいますので、必ず医師の指示に従って正しく薬を服用しましょう。

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日常生活で気を付けること

「予期不安」と「広場恐怖」がパニック発作を誘発する原因となりますので、治療を開始したばかりの頃は、なるべく人混みの中を歩かない、発作を起こした場所に近づかないなどの回避行動を行うことです。

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ですが、治療がある程度まで進んだのであれば、今度は少しずつ人混みや電車にも慣れなくてはなりませんし、行動範囲も広げなくてはなりません。それには、なるべく一人で外出しないことです。

パートナーやご家族など、どなたか一人が患者さんに付き添うだけで、患者さんの安心感は何倍にも膨れ上がり、行動範囲を広げることができるようになります。

また、パニック障害の治療は薬の服用とともに認知行動療法(パニック発作で死ぬことはないという擦り込み)が行われることもありますので、パートナーやご家族との外出が、さらにパニック発作では死ぬことがないという認知の裏付けとなり、患者さんの自信も少しずつ戻ってくることでしょう。

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薬の服用で副作用が心配な方へは、ノニを取り入れることをおすすめします。

ノニは果物であり自然食品なので、過剰な摂取をしなければ副作用の心配はありません。

薬や漢方薬などは、もちろん効果が出やすく医師からの処方であれば安心というところですが、副作用のリスクは避けられません。

そうしたとき、ノニジュースがあると知っているだけでも安心ですよね。

通販などで手軽に購入もできますので、気になる方は一度確認されてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

  • パニック発作を抑えるための治療は薬の投与(セロトニンを増やすための治療)がメイン。
  • SSRIの飲み始めや増量時には副作用が現れることがあり、その場合は主治医が服用する薬の量を調整したり、薬を変えたりするなどの処置を行うので、必ず医師の指示に従い、正確な量の薬を服用するようにする。
  • 薬の副作用が心配な場合は、ノニジュースを取り入れてみるのも一つの方法。